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フィリピンのマニラで、睡眠薬強盗に殺されかけた話

どーも、

MASAです。

2014年の7月。

わたくし、

フィリピンのマニラで睡眠薬強盗に殺されかけました。

一人でも睡眠薬強盗の連中に遭う人が減る事を願って、

詳細と、犯人の顏写真も公開しておこうと思います!

 

ということで、ここからは

完全ノンフィクションの

全米が震撼した超大作です。

 

 

 

深夜4時

僕はホテルでMacbookを使い検索していた。

 

検索キーワードは

 

マニラ 睡眠薬

 

出るわ出るわ、被害に遭ったというブログが。

 

 

そしてその中の一つのブログに僕は目を留めた。

 

「うわーー!!!!やっぱりコイツらだ!!!!!」

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時を戻すこと昼の12時。

僕はマニラのマカティを一人で歩いていた。

 

人生で初のマニラ。

 

ハツマニラ。である。

 

東洋一のスラム街がこのマニラに存在するが

このマカティのエリアは東京の新宿のような

オフィス街なのでわりと治安はいい。

 

ホテルのチェックインまで時間があったので、

10kgのバックパックを背負い

マカティの街中を散策していた。

 

おそらく余裕で30度は超える灼熱。

 

僕は暑さで疲れ

マクドナルドでコーラとポテトを食べて休憩した。

 

灼熱の南国で飲むコーラは

なぜか異様にうまい。

 

ひと息ついたのでマックを出ようとした時、

出口でおばちゃんと鉢合わせして、

お互い

 

「Ohhh sorryyyyy!!!」

 

みたいな感じになった。

 

まー、

これはどこの国でもよくあること。

 

今思うと、それはそいつが狙って

わざとやっていた事だと思うが。。。。

 

その時に接触してきた人物

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この人物を「オバ1」と名付ける。

 

この写真の顏は鬼のような形相しているが、

実際にはサングラスをかけて

「穏やかなおばちゃん」

という感じの見た目。

 

出口で鉢合わせになり

それがきっかけで話しかけてきた。

 

オバ1「どこから来たの?」

MASA「日本だよ」

オバ1「何しにフィリピンに来たんだ?」

MASA「セブ島で語学留学の見学をしたくて」

 

とかそんな当たり障りない会話。

 

そうすると、

どこからともなくその「 “オバ1” の兄」

と名乗る男がやってきた。

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この人物を「オジ」と名付ける。

 

“オバ1” いわく、

この兄の「オジ」は、

セブで語学学校のオーナーをしていて、

今は二人でマニラに旅行へ来たとのこと。

 

きっと僕が、語学留学の見学とか、

余計な事を言ってしまったので、

僕が興味を持ちそうな設定にしたのだろう。

 

あの時は全然警戒してなくて、

うかつに自分のことを話すぎた。

 

「バスに乗って、これから市場に
見学に行くんだけど一緒に行かないか?」

“オバ1” から打診される。

 

この2人は見た感じはいい人そうだし、

なにより体格は普通、

肉体的戦闘力がほぼ0のように見える。

 

それがなおさら僕の警戒心を弱めた。

 

ホテルのチェックインまで予定は無いし、

人が大勢がいる場所なら安全か?

どうしようかなーーーと悩んだ。

 

その悩んでいる様子を見抜いて、

“オバ1” は僕の腕を取り、

目の前に止まっていたバスに僕を押していく。

 

「まー、せっかくだし行くか」

 

という気分になり、バスに乗ってしまった。

それが地獄行きのバスだった。

 

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(こんな感じのエアコンなしバス)

 

バスの中はかなり混んでいた。

僕の横には “オジ” が座った。

“オバ1” は、

何人か客を挟んだ場所に座っていて、

僕らの会話を聞いている感じだった。

 

オジ「セブで語学留学の学校をやっている」

「いつセブに行くんだ?」

 

MASA「明後日の飛行機で行くよ」

 

オジ「それはちょうど良かった!」

「空港まで迎えにいって
そのまま学校を案内してあげよう!

「ホテルはもう決めているのか?」

 

MASA「いや、これから決めるよ」

 

オジ「それならうちに泊まりなさい」

「ゲスト用の部屋があるから好きに使ってセブを観光すればいい」

 

 

なんという好待遇!!!

さすがオーナー!金持ち!

これが南国の人のウツワの大きさなのか!?

とか妄想するMASA。

 

とはいえ、心の片隅では、

(この人の言ってることは本当か?)

と疑っていたが、

“オジ” が真剣に手帳を取り出して、

飛行機の到着時間や日にちをメモしている。

 

それに、紙に “オジ” の名前と

電話番号の書いたメモを僕に渡してきた。

(ここまで本当に準備してもらって、疑うなんて申し訳ないかも)

という思考になってしまっていた。

 

オジは、バスが色んなスポットを通過する度に、

観光ガイドのように、僕に説明してくれる。

 

セブから観光に来たはずなのに、やたら詳しい。

今思うと変なのだが、

その時は慣れない英会話でイッパイイッパイで、

そこまで思考できなかった。

 

 

バスは1時間ぐらいかかって、

人だかりの市場に着いた。

 

market

 

“オバ1” は、しきりに

「危ない人がいるから、
バックッパックは前で抱えるといいよ」

「財布はある?取られてない?気をつけてね」

優しい言葉で僕を気遣う。

(いい人だなー)

と、感心しきっていたw

 

これも今思うと、”カモ” から取れるお金が

無くならないように守っていただけだがww

 

 

市場に到着すると、

シーフードやお肉、花など、

色々置いてあるマーケットだった。

かなりの広さがある。

 

しかしこの二人は一切足を止めずに、

なんとなくマーケット内を一周するだけだった。

 

オジ「腹が減ったから、隣のお店で飯を食べよう」

ということで、

マーケットの見学は数分で終了して、

その横にあるショッピングモールのフードコートへ。

 

(市場に観光に来たはずなのに、随分早く終わらせたな。
南国人はゆっくり観光しないのか?)

 

場所は覚えていないが、この市場の横には

「昔モハメドアリが対戦したアリーナだよ」と説明された。

そんな場所。

Aranata+coliseum
(後日記憶を頼りに調べると
ファーマーズマーケットという場所らしい。)

 

フードコートでは “オバ1” が

食べ物やお酒の注文を全部してくれて、

僕は注文どころか、お金も一切受け取ってもらえず

“オバ1” のおごりだった。

 

 

すると、どこから湧いて出てきたのか、

この二人の「友人」と名乗るオバ軍団が

続々と出現してきたのだ!!!

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この人物を(オバ2)と、

 

 

S__5742595
この人物を(オバ3)

 

 

唖然としていた僕だが、

待ち合わせしていたかのように、

人数分の食事とグラスを用意する “おば1”。

そして、そのまま5人で飲み会がスタートした。

 

なぜこの2人が増えたのか聞こうとしたが、

それよりもどんどん注がれるビール。

 

しかも、やたらと

「アタシとイッキしよう!」と意気揚々の、オバ2
S__5742594

 

次第になぜこの2人が増えたかは、

どうでも良くなってきた。

 

「アタシは日本に行ったことがあるよ。コンニチハー」
とか言うオバ3。
S__5742595

 

(この人たち陽気だなー。)

 

元々薄かった僕の警戒心が更に薄れてきていた。

 

 

そして僕の正面に座っている “オバ1” が、

どうやらお手製らしいマンゴーロールを持っている。
img_0 (1)
↑こんな感じのやつ

 

 

それを僕に

「あーーん(ハート)」

とか言いながら、口元まで持ってくる。

 

マンゴーが包まれた寿司なんて、

まったく食べたくなかったけど、

そんな事されたら断るわけにはいかない。

 

通称「Noとは言えない日本人」

性分が出てしまった。

 

そして全然美味しくないマンゴーロールを

3切れほど食べた。

なぜか、僕以外は

そのマンゴーロールは食べてなかった、、、、、。

 

 

ある程度食事をしたら “オバ1” が

「カラオケに行きた」と言い出した。

他の連中もノリノリだった。

 

「いや、そろそろホテルに行くから僕は帰るよ」

と言ったが、

「いやいやいやいや!!!!!!」

「アタシがタクシー代出すから行こう!!」

 

と、やたらと必死に言ってくる “オバ1” 。

 

 

そしてそのまま、みんなでタクシーに乗り、近くのカラオケ店へ。

そこは「カラオケ店」というよりは、

「日本にある場末のスナック」的な、

ボロッボロの、個人経営のスナックのような店。

 

カラオケ店に着いて早々、

“オバ1” が、「高橋真梨子」の「for you」を歌い始める。

 

af433322

 

この歌の歌詞を知っているだろうか?

 

あなたが欲しいあなたが欲しいもっと奪って心を
あなたが欲しいあなたが欲しい愛が すべてが欲しい

 

なんと恐ろしい歌詞!!!

 

 

そして僕はこの音楽を聴きながら意識を失った。

 

af433322

 

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ana04

 

・・・・・・・

 

 

目が覚めて腕時計を見ると夜中の2時。

あたりを見渡すと、

どうやら先ほどのカラオケ店の奥の部屋で寝てたようだ。

 

「え!?おれ酔いつぶれたの!???」

 

僕の横に置いてあった

バックパックを背負い立ち上がる。

歩くとフラフラ。

 

それを待っていたかのように、

“オジ1” が僕にお金を数枚握らせて、

用意してあった?タクシーに押し込まれた。

 

 

タクシーが進んですぐに

「あ!!!!!iPhoneがない!!!」

 

気づいてタクシーに先ほどのカラオケ店まで引き返してもらった。

すると、そのカラオケ店はシャッターが降り、誰も居なかった。

「やっちまったー!!」

その時僕は、酔いつぶれていたと思っていたから、

どこかに落としたのか?

ぐらいに思っていた。

 

そしてタクシーに乗りながら、

途中で2回ぐらいドアを開けて吐いた。

見た事も無い、ドブみたいな色のゲロだったww

 

 

ホテルに到着。

タクシーのお金は先ほど渡されたお金で払う。

ホテルのチェックイン。

財布を出す。。。

そこで異変に気づく。

 

「クレジットカードが変な場所に挟まってる。。。!!!」

「お金も(お札)が無くなってる!!」

 

もしやと思い、

部屋でネットの入出金明細を見る。

 

「やられた、、、、!!!!」

 

 

5万円ほどの出金が5、6回ほど。

日時は、僕が記憶のないあいだ。

 

僕は紛失や盗難の時のために、

複数のカードを財布とバックパックの中に分けて入れている。

 

そのバックパックに入れていたカードの入出金明細を見ても、

5万円ほどの出金を何度かやられていた。

バックパックの奥深くに入れていたのに、

なぜか存在がバレ、使われていた。

 

「これはフィリピンの常套手段なのか!?」

と思い、

「マニラ 睡眠薬」で検索してみた。

 

出てくる出てくる。

 

日本人旅行者が、睡眠薬でやられている記事の数々。

事前に調べとけよって話なのですが

この頃は旅慣れしてなくて甘かったですw

 

そしてフィリピン警察の出しているパンフレットに、

バッチリあいつらが「WANTED」されていて、、、、

ムカついたというよりは、もう笑ってしまった。

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真ん中縦二人と、右縦二人が犯人!

おいお前ら!!

 

心のどこかで、

ただ単に僕が酔いつぶれて、そのまま寝てしまった。

とか思っていたが、

この写真を見た瞬間にそんな思いは全て吹き飛んでしまった。

完全に確信犯でやられた。

 

 

まだ頭がボーーっとするのでそのまま寝る。

 

・・・・・・・

 

翌日、近くの警察署へ行く。

そこで事情聴取。

 

 

英語の出来ないこの僕に、英語で事情聴取。

 

めっちゃ英語力問われる。

 

そんな中、意を決して伝えた内容

 

「 アイワズ、ドリンクドラッグ!」

 

「ソー、スリープ、アンド、ウェイクアップ、ロストiPhone!!!」

 

だ。

 

 

「アンド、ユーズドクレジットカード!!」

「ベリーエクスペンシブ!!!」

 

 

もし、このブログを中学校時代の英語の小野先生が見ていたら、

「いったいオレは何をこいつに教えてきたんだ!!」

そう言いながら膝から崩れ落ちて涙を流す。

そんな幼稚すぎる僕の英語力w

 

 

こんなクソみたいな英語じゃ、

伝わるものも伝わらない。

 

 

1/3すら純情な感情なんて伝わってない。

 

 

終わった。。。

 

 

 

諦めて帰ろう。。。。

 

 

 

 

だが、、、

 

 

 

 

しかし、、、、

 

 

 

めっちゃ伝わってた!!!

 

 

ただ事じゃない!と察したナイスなポリスが、

僕をパトカーに乗せて、

さらにガチな警察署へ連れて行ってくれた。

MASA インザパトカー インマニラ

だ。

 

日本のパトカーに乗ったことないのに、

フィリピンのパトカーに乗る経験をするなんて!!

 

もう、だんだん楽しくなってきた!!

 

 

そして、めっちゃデカい警視庁みたいな

警察署で事情聴取。

一通り内容を伝え、チップを渡して調書のコピーをもらって帰った。

 

きっとこれはクレジットの保険を使う時に必要になりそうだから。

そして、近くのショッピングモールでiPhoneの買い直し。

S__5750794
調書とフィリピン製iPhone

 

 

色々この睡眠薬強盗を調べていて、

・睡眠薬の苦みを消すために、マンゴーなどの果物に混ぜられている場合がある。

とのこと。

 

確実に、あの “オバ1” が僕に食べさせた

マンゴーロールの事だと分かったw

 

そして

・一定量以上睡眠薬を飲んでそのまま死んでしまう場合もある。

 

とのことなので、

もしあのマンゴーロールを食べ過ぎていたら、

僕は死んでいたか、何かしらの後遺症が残っているのかもしれなかった。

いや、むしろこんなイカれた英語しか話していないのは、

すでに後遺症なのかもしれないww

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

きっと多くの人は、

「そんな情報ぐらい調べてから旅すれよ」

と、思うかもしれない。

 

それは、、、

ごもっとも。

なんです。

 

 

ですがね、こんな恥を自らネット上に晒して、

こんな僕みたいに犯罪に巻き込まれる日本人が

一人でも減ったらいいな。と、思ったのです。

 

なので、この犯人たちの顔と、そんな事があるんだな。

というのを覚えておくだけでも

予防になるかもしれません。

 

僕としては、これからネタとして

この事件を一生使っていく所存ですw

 

ということで、これからマニラへ旅をされる方は、

「知らない人についていっちゃダメ」という、

ママの教えを守りましょうねww

 

 

世界中を冒険する生き方

 

僕は旅が好きなので
普段から日本国内、世界中を旅しています!

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現在は30カ国以上になり
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